ナノテクノロジー展 nano tech 2017にて チェコ企業が最新のエレクトロスピニング技術を披露

6.2.2017 | CzechInvest | エルマルコ社のエレクトロスピニング装置「Nanospider」をはじめとする チェコの最先端ナノテクノロジーが東京へ一堂に集結

Czech Republic home of spinning

·                     エルマルコ、ESTCOM CZ、SVCS、VFを含む数々のチェコ企業が出展(Booth No.: 5N-20)

·                     チェコインベスト(ビジネス・投資開発庁)を含むチェコ政府も当イベントを全面的にサポート

·                     詳細はこちら www.czechnanotechnology.com

チェコインベストは、2017年2月15日~17日の3日間に渡り東京ビッグサイトで開催される nano tech 2017へ、最先端のナノテクノロジーを誇るチェコ企業・団体と共同で出展します。チェコからは、工業規模のナノファイバー製造装置を業界で初めて実用化したエルマルコ社に加え、酸化物セラミックスの製造で40年以上の歴史を誇るESTCOM CZ社、CVD装置・サーマルリアクター・プラズマシステムといった科学的装置の近代化およびアップグレードのための製造サービスを行うSVCS社、放射線監視システムを提供するVF社が来日。チェコインベストをはじめとするチェコ政府関係当局もBooth No.: 5N-20でビジネス及び投資へのサポートを行います。

「チェコ企業は、ナノテクノロジーが多大な将来の可能性を秘めていることを深く認識している。チェコ政府はハイテク分野における外国投資を積極的にサポートしており、過去に数々の特筆すべき功績を遺したナノテクノロジーを重要分野として位置づけている。例えば、エルマルコ社は工業規模のナノファイバー製造装置Nanospiderを世界で初めて実用化し、2008年には日本支社を開設した」とチェコインベスト駐日代表のジジラフスキー・ミハル氏は述べています。

これまでチェコ共和国と日本は、長期間に渡り良好な政治的・経済的関係を築いてきました。日本はチェコにおいて2番目に重要な投資国であり、多くの企業がビジネスの成功に追随する拡張投資を行っています。同様に、多くのチェコ企業が日本市場を非常に魅力的だと評価。今年は、1月に実施された岸田文雄外務大臣のチェコ訪問への返礼として、チェコ共和国ボフスラフ・ソボトカ首相のナノテクノロジーに焦点を当てたビジネスミッションに基づく訪日も予定されています。

過去にチェコへ進出した日本企業の多くは、自動車・エレクトロニクス・電気エンジニアリング・機械エンジニアリングといった分野で操業を行っています。チェコ国内市場はもとよりドイツ市場への供給を睨んだ投資も多く、これら企業の進出がチェコにおける自動車サプライチェーンの構築に大きく寄与してきたことは間違いありません。これまでに、トヨタ自動車株式会社、パナソニック株式会社、株式会社デンソー、株式会社ジェイテクト、ダイキン工業株式会社、豊田合成株式会社といった日本企業がチェコへ生産拠点を設立。ジェトロ(日本貿易振興機構)の統計によると、現在では合計約100社に上る製造企業がチェコで操業を行い、42,000人もの雇用を生み出しています。

チェコ産業貿易省の外郭団体であるチェコインベストは、外国企業に向け無料で様々なサービスを実施しています。投資機会や産業情報に関する情報提供のみならず、政府の助成金制度(投資優遇措置)への申請サポートも行っています。詳細についてはこちらwww.czechnanotechnology.comをご覧ください。