チェコ共和国パビリオン、東京・国際ナノテクノロジー展NANO TECH 2014にて「特別賞」を受賞

11.2.2014 | CzechInvest | エルマルコ社のNANOSPIDER LAB技術が評価され、チェコ共和国パビリオンが賞を獲得

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今年で第13回目を迎える世界最大の国際ナノテクノロジー展 nano tech 2014 が東京ビッグサイトで開催されました。「Life and Green」がテーマとなった本展には、21ヵ国から638社の出展社と延べ45,841人の来場者が参加。チェコトレード・チェコインベスト・在日チェコ共和国大使館の協力のもと、チェコからも4年連続のパビリオン出展を実現しました。展示会最終日、エルマルコ社の優れた技術を称え、チェコ共和国パビリオンが「特別賞」を受賞。表彰式では、チェコ共和国駐日特命全権大使カテリーナ・フィアルコヴァー氏とエルマルコ日本支社代表の野本氏へ、表彰楯が贈られました。

今回注目を浴びたのは、ナノファイバー不織布地の工業生産を可能にするエルマルコ社の「Nanospider」技術。会場では、ナノファイバーの実験用に作られた第二世代装置「Nanospider LAB」を実機展示しました。Nanospider LABは、工業生産用装置と同様の電極系を内蔵しながらも、コンパクトで手頃な価格を実現。針を使わない技術のみならず、信頼性があり、生産性が高く、生成されるナノファイバーが高品質であることも、優れた特徴の一つとなっています。(エルマルコ社製品の詳細はこちら: www.elmarco.com

日本で6年の経験を持つエルマルコ社の他には、チェコインベスト, チェコトレード, SVCS Process Innovation s.r.o., CLUTEX Cluster, the Technical University of Liberty, the Technology Centre of the Academy of Sciences of the Czech Republicといった企業・団体がパビリオンに出展。EU構造基金・財政支援プログラム「Joint Participation in Specialised Exhibitions and Trade Fairs Abroad 2013-2014」の一環として、チェコのナノテクノロジー技術を日本へ披露しました。

駐日チェコ大使フィアルコヴァー氏は、日本におけるチェコ企業の発展のためにも、当展示会への出展は必要不可欠だと強調。「経済的外交関係のみならず、チェコ共和国の研究・製造における優れた科学的技術を認識してもらうといった意味でも、非常に重要な機会である。2011年から継続的に出展している事実を見ても、チェコ共和国が先端技術分野においていかに重要な位置を占めているかは、一目瞭然だ」と述べています。

チェコインベスト長官のオンドレイ・ヴォトルバ氏も同様に、「ナノテク展で注目を集めているチェコ企業・団体の参加は徐々に習慣となりつつある。私たちが、ナノテクノロジー技術を最も注力すべき産業の一つだと捉え、チェコ共和国だけでなく世界における業界の動向に注目していることを鑑みても、来年の出展は確実だと言える」とコメントを残しています。


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