チェコ共和国、最適投資先ランキングで2位を獲得

3.6.2014 | CzechInvest | 東欧諸国の中でポーランドとハンガリーを抜き、2位にランクイン

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アメリカ雑誌Site Selectionが行った「最適投資先ランキング」で、チェコ共和国は名誉ある2位を獲得しました。過去6回に渡り行われた当ランキングでは、ヨーロッパの国々を2つのグループに分けて査定。チェコは東欧諸国グループに分類され、トルコやロシアが順位を落とす中、好成績を残しました。


当ランキングの順位は、新規投資・既存工場の拡張を含む投資プロジェクトの数によって決定されており、産業貿易省の外郭団体であるチェコインベストの投資促進活動が、功を奏した結果となりました。チェコインベストは、2013年に108件のプロジェクトを仲介。総計480億コルナの投資と10,500人以上の雇用を創出しています。


「今年3月に、fDi Intelligence誌がパルドゥビツェ市を東欧において最も好ましい投資先だと示唆してから、チェコ共和国は再び投資家から注目を集めはじめた。ランキングにおける2位の獲得は、私たちチェコ共和国が投資家に魅力的な投資環境を提供できる証だと言える。今回1位を獲得したのはスロバキア共和国だったが、競争に負けたとは考えていない。むしろ、チェコ共和国の投資環境を更に改善するいい機会だと思う。私たちは過去数カ月に渡り、高度な教育を受けた熟練技術者の雇用や労働許可証取得のプロセス、そしてチェコインベストのビジョンといった項目において、弱点を洗い出してきた。こういった課題の改善が、より多くの投資家を魅了するにあたり最優先だと考えている。」と、チェコインベスト長官のオンドレイ・ヴォトルバ氏は述べています。


西欧諸国グループにおける1位は、アイルランドが獲得。続いてイギリス・オランダ・ドイツが、それぞれ2位~4位にランクインしました。判定は、各国のインフラ・税率・ビジネスにかかるコストといった項目に加え、雇用創出数と投資プロジェクトの数を考慮。当ランキングはSite Selection誌の5月号で発表されました。


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