最近のトピックス(2007年6月8日)
8.6.2007 | CzechInvest
第1四半期の平均グロス賃金、7.8%の上昇
本年第1四半期の平均グロス賃金は7.8%の上昇もしくは前年度比1,481コルナの上昇を示し、
20,399コルナとなった。インフレ調整後の実質賃金は6.2%の上昇となっている。
企業部門の賃金の伸びが著しく、平均賃金は20,656コルナとなっている。
なお、企業部門以外の平均賃金は19,501コルナである。最も高い賃金の上昇を見たのは建設部門であり、
13.2%の上昇を示し、その平均賃金は20,073コルナとなっている。
チェコ共和国の賃金は中欧の旧東側諸国の中で最も高い
チェコ共和国の月額賃金は中欧の旧東側諸国の中で最も高く、715ユーロである。
本年第1四半期のデータによればハンガリーが2番目に高く704ユーロ、
その後ポーランド(696ユーロ)スロバキア(548ユーロ)と続く。
4月の貿易黒字30億コルナを計上
4月の貿易黒字は30億コルナを計上した。前年比44億コルナの改善である。
1994年以来初めて4月に黒字を計上したことになる。アナリストの事前予想では20億コルナ程度の黒字であった。黒字の背景は機械類、輸送機器が好調であったこと。ただ中間製品および部材に関わる貿易収支が悪化している。