最近のトピックス(2007年10 月19日)

19.10.2007 | CzechInvest

失業率は引き続き改善

9月の失業率は8月の6.4%から6.2%へと改善し、この10年間で最も良い数字となった。

因みに昨年9月の失業率は7.7%であった。失業者数は364,978人であり、前月対比7,781人減少した。エコノミストによれば、この傾向は続き、11月には6%を割り、今年の平均失業率は7%以下となり1998年以来最良の数字になるとしている。

8月の貿易収支6億コルナの赤字

8月の貿易収支赤字は6億コルナであった。前年対比で赤字額は5億コルナ減少している。

7月は7億コルナの赤字であった。貿易収支の改善には原材料、鉱物燃料が貢献したが、一方

機械類、輸送機器の輸出減が悪材料となった。アナリストによれば、今年全体では700億コルナの黒字が見込まれるが、チェココルナ、石油価格の上昇が悪影響を与えるかもしれないとしている。

政府債務残高、年初から9ヶ月で402億コルナ増加

年初から9ヶ月でチェコ共和国の政府債務残高は402億コルナ増加し、8,427億コルナとなった。

第3四半期だけをみれば、債務額は134億コルナ減少している。国民一人当たりの債務残高は84,000コルナを超えた。因みに2006年には債務額は1,110億コルナ増加している。