最近のトピックス(2006年9月8日)

8.9.2006 | CzechInvest | 平均賃金20,036コルナに 第2四半期の平均賃金は1,291コルナ上昇して20,036コルナとなった。これは2005年第2四半期比6.9%の伸びであり、第2四半期に於いて初めて平均賃金が20,000コルナを超えたことになる。平均賃金が20,000コルナを超えたのは過去2005年の第1四半期(従来から最も高い時期)の一度だけである。

財政赤字 64.4億コルナに増加

財政赤字は8月末の段階で64.4億コルナとなり、昨年の同時期と比較すると164.5億コルナ悪化している。1月から8月までの歳入は5,975億コルナで昨年同期比394億コルナ増加している。一方、歳出は560億コルナ増加し、6,040億コルナ近い数字となっている。なお7月末の段階では赤字額は4.4億コルナであった。財務省の見通しでは2006年の赤字は総額744億コルナにのぼるとしている。

新内閣10月に下院の信任投票を受ける

ODS(市民社会党)トポラーネク党首率いる新内閣は来る10月4日に下院での信任投票を受ける予定である。クラウス大統領は9月4日に各閣僚を任命しており、新内閣は憲法で定められた30日間をフルに活かす意向である。

2005年の貿易黒字は386億コルナ

2005年の貿易収支確定値によれば、昨年は386億コルナの黒字であった。これは暫定値から9億コルナ少ない。2006年上半期の貿易黒字は20億コルナ増加の275億コルナであり、下半期は現時点で2億コルナ伸び、97億コルナとなっている。