最近のトピックス(2006年5月5日) 印刷

5.5.2006 | CzechInvest | 三菱東京UFJ銀行プラハに支店開設 資産規模で世界一の邦銀、三菱東京UFJ銀行は4月24日、企業取引を目的とした支店をプラハに開設した。プラハ支店はEUライセンスを有するオランダ現地法人の傘下に置かれる(本店所在地:アムステルダム)。なお、三菱東京UFJ銀行は中・東欧に進出した唯一の邦銀。

財務省、今年の経済成長率を5.6%と予想

財務省は今年の経済成長率を5.6%と予想した。チェコ経済が好調に推移していることもあり、年初予測の4.6%を改訂したもの。また、2007年のGDP成長率を5%と見込んでいる。
なお、平均インフレ率については本年度2.6%、来年度2.7%と予想している。

3月の財政収支157億コルナの黒字

3月の財政収支は157億コルナの黒字となった。昨年同月比では75億コルナの増加である。第1四半期の収入合計は2,359億コルナで、予算比26.7%増。

4月の財政収支199億コルナの赤字

4月の財政収支は199億コルナの赤字となった。(3月は157億コルナの黒字。)
赤字となった要因は建設用備蓄資金(150億コルナ)、4半期学校助成金(350億コルナ)、
VZP宛支払い(55億コルナ)等による。4月の歳入は2,997億コルナ,一方歳出は3,196億コルナとなっている。

5月3日、EU構造基金の引き出しルール承認

5月3日ブラッセルに於いて、2007年から2013年のEU構造基金の引き出しルールが加盟国メンバー代表により承認された。これにより、チェコは今後7年間に、ほぼ240億ユーロを使用出来る権利が与えられた。EUの投資参加比率は最大75%から85%に増枠され、引き出し期間も従来の3年から4年に延長された。