最近のトピックス(2006年4月21日)

21.4.2006 | CzechInvest | パナソニック、ピルゼンで3,000人の新規雇用を希望 テレビジョン製造メーカーのパナソニック・エイヴィーシー・チェコは来年末までにピルゼンで3,000人の新規雇用を行なう予定である。これは現代自動車がノソヴィチェの工場で雇用する人数とほぼ同数である。同社は既に第3回目の拡張工事に取り掛かっている。

3月の失業率8.8%に下落

3月の失業率は2月の9.1%から8.8%に下落した。エコノミストは経済が急速に成長していることと季節労働が始まったことを要因に挙げている。ただ、国内企業の求人数が70,000人を超えているにも拘わらず、チェコには依然として480,000人の失業者が存在している。

チェコ人の給料、今年は5.7%上昇か

労働社会福祉省の最近の予測によれば、チェコ人の給料は今年5.7%上昇するとしている。
平均月額グロス賃金は昨年の19,030コルナから今年は20,115コルナに増加すると見ている。なお、昨年の段階では賃金上昇率は6.4%と予想していた。

チェコ共和国、輸送インフラ開発に1兆コルナを投資する計画

チェコ共和国は輸送インフラ開発計画に1兆コルナを投資する見込みである。
これは、2007年から2013年までの一般輸送インフラ開発計画の一部である。
ただ、現内閣は本案を受け取ったが討議するまでに至っていない。輸送インフラ開発計画に費やす額については輸送網開発戦略が環境に与える影響の調査完了後、次期内閣により決定される。

チェコインベスト:投資優遇措置が一人当たりの労働コストを高めている

チェコインベストによれば、昨年の国内工業団地一人当たりのコストは206,000コルナであったが、2002年までの一人当たりコスト170,000コルナから上昇している。チェコインベストによれば、投資優遇措置がこのコストを高めていると見ている。
企業の3,220億コルナの投資、70,000人の新規雇用に対して、平均30%の投資優遇措置が図られている。従って、優遇措置は合計約960億コルナにのぼり、一人当たり1.38百万コルナに相当する。

ミクラーシェク、チェコインベストの新専務理事に

チェコインベスト・パリ事務所長のヤクブ・ミクラーシェク理事が今般、同庁専務理事に就任した。チェコインベストを退職するカロリナ・ボツコヴァの後任となる。

IMF:今年のチェコの経済成長率5.5%を予測

4月19日発表のIMF予測によれば、チェコ共和国の本年度経済成長率は5.5%であり、
輸出の伸びが主因だとしている。また、同予測はスロバキアの成長率を6.3%と見ている。
なお、一人当たりGDPに関して、チェコは世界で34位である。