最近のトピックス(2006年10月6日)

6.10.2006 | CzechInvest | チェコ中銀、金利を引き上げ チェコ中央銀行は9月27日、0.25パーセントポイントの金利引き上げを実施した。 9月29日時点の2週間物レポレートは2.5%、公定歩合は1.5%、ロンバードレートは3.5%となっている。 国内銀行筋は引き続きチェコ中銀による金利引き上げがあるのではないかと見ている。

昨年の政府財政赤字額はGDP対比3.62%

昨年の政府財政赤字額はGDP対比3.62%となり、2004年の2.90%から拡大した。
マーストリヒト条約に従えば、赤字額はGDP対比3%を超えてはならず、政府債務残高も
GDPの60%を超えてはならない。昨年の政府債務残高はGDPの30.42%であった。

トポラーネク内閣不信任

トポラーネク内閣は10月3日の議会での信任を受けることが出来なかった。
信任を受けられなかった内閣としてはチェコ共和国で初めてである。
出席議員195名のうち96名が信任、99名が不信任の票を投じた。
ODS(市民民主党)、緑の党、キリスト教民主党の大多数は信任したものと見られる。
クラウス大統領が帰国次第、来週にも内閣は辞表を提出する。
大統領は10月末に実施される上院・地方議会選挙後まで新首相を任命しないと言明している。

日立、トライアングル工業団地での工場建設に着工

10月4日、日立はジャテッツ市近郊のトライアングル工業団地で新工場の鍬入れ式を行った。
同社は来夏生産を開始予定で、月産8万台のプラズマ、液晶ディスプレーを出来るだけ
早い時期に達成したいとしている。