オリンパスがプシェロフ市で内視鏡の開発・生産開始

8.12.2009 | CzechInvest | オリンパス・メディカル・プロダクト・チェコ社がドイツと東南アジアから内視鏡の開発・生産をプシェロフ市に集中する。よって、150人の専門職雇用が創出される。

本日、オリンパス・メディカル・プロダクト・チェコ社は、医療機器(とりわけ非侵襲手術用の機器)の開発・生産を担う新しい技術センターの開所式を挙行した。以前ドイツや東南アジアで運営していた開発・生産を今後徐々にチェコへ移転する。技術センターへの投資額は1億5千万コルナ専門職の新規雇用数は150人となる。

「チェコでは、140社の日系企業が操業中ですが、イタリアやスペインより多いわけです。」と開所式の際にチェコインベストの投資部部長のスタニスラフ・マルティーネク氏が説明した。「品質と正確な仕事を重んじる日系企業こそ、医療機器の開発・生産のような厳しい投資事業においても我々を信用していることが光栄です。」

「欧州の中心に位置するチェコの中のプシェロフ市は西欧と東欧の境界にある要所で、オリンパス株式会社のグローバル方針に合致しています。」とオリンパス・メディカル・システムズ社の森嶋社長が述べた。

技術センターは、昨年の秋に着工した。投資総額の600万ユーロの内、建屋は300万、環境を配慮した設備投資は170万、残りはロボットへの投資となっている。「このセンターは、医療機器生産の長年の伝統を誇る地域への投資であり、将来への投資という意味もあります。」"と当社の代表者ヘインツ・ヤッキー氏が補足した。

技術センターの建屋は、チェコにおける最先端のもので、環境に配慮しエネルギー低消費のためAグレードのエネルギー証明書を二つ授与された最初の生産工場である。

オリンパスは、プシェロフ市において2002年に賃貸施設でカメラの修理を行いはじめた。その2年後に建屋を購入し、欧州市場向けの内視鏡の修理も実施してきた。チェコにおける総投資額が5億コルナに達した

詳細については、チェコインベストの広報部へご連絡下さい。


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